本文へ移動

エスロハイパーについて

これまで埋設消火管には、外防VS管(消火用硬質塩化ビニル外面被覆鋼管)が使用されていましたが、現在では耐食性・耐震性・施工性に優れた高性能ポリエチレン管「エスロハイパーAW消火管」を使用した施工が可能になっています。
当社でもこの製品を使用することで、工場敷地内や屋外大型駐車場、マンションなどの埋設消火管が敷設される分野での施工性等が向上しました。

製品概要

エスロハイパーAW消火管・継手

エスロハイパーAW消火管・継手
「エスロハイパーAW消火管・継手」は、以前の「エスロハイパーPE消火管」から名称を変更し、高性能ポリエチレン管として水道・建築用途に広く採用されています。
本製品は平成13年消防庁告知第19号「合成樹脂製の管及び管継手の基準」に基づき、(一財)日本消防設備安全センターの性能認定を取得しています。

エスロハイパーAW高圧消火管・継手

エスロハイパーAW高圧消火管・継手
「エスロハイパーAW高圧消火管・継手」は、エスロハイパーAW消火管・継手の基本性能をベースとし、最高使用圧力1.6MPaでも性能認定を受けています。
本製品の管外面には4本の赤い線、受口継手には赤ラベルを入れ、エスロハイパーAW消火管・継手との識別をしやすくすることで誤施工を防ぎます。

特長

耐震性

高性能ポリエチレン管の高い柔軟性とEF接合により、地震に強い一体管路を構築します。

耐食性

耐食性
酸性、アルカリ性の土壌でも使用できる高い耐食性を持つため、電食の心配もありません。

施工性

軽量なため取り扱いやすく、施工効率が向上します。

信頼性

管の接合にEF接合方式を採用しているため、管と継手が一体化し、高い信頼性を備えています。
信頼性
信頼性
信頼性
信頼性
継手部の腐食した外面被覆ライニング鋼管

耐圧性

エスロハイパーAW高圧消火管・継手では、エスロハイパーAW消火管・継手より高圧の最高使用圧力1.6MPaでの性能認定を取得しています。

視認性

エスロハイパーAW高圧消火管・継手では、管外面に4本の赤い線を入れ、受口継手には赤ラベルを入れています。エスロハイパーAW消火管・継手との識別をしやすくすることで誤施工を防ぎます。
視認性

適用範囲

適用消火設備

  • 屋内消火栓設備
  • 屋外消火栓設備
  • 湿式スプリンクラー設備※1
  • 湿式水噴霧消火設備
  • 湿式泡消火設備(消火剤混合装置の一次側の水配管に限る)
  • 連結送水管、連結散水設備※2 など
上記の埋設部を主とした水配管部分にご使用いただけます。

※1 軽易耐熱性試験に合格している管・継手(PL-024-2号(呼び径75)、PL-023-2号(呼び径100)、PL-025-2号(呼び径150))は、湿式スプリンクラー設備の天井部分の管等であって自動式の消火設備の有効範囲にある場合に使用できます。
金属製フランジ付きの継手(=フランジ短管)は認定に含まれていませんので、使用する場合は50mm以上のロックウール被覆を行ってください。

※2 埋設部など、火災時に熱の影響を受けない場所に限ります。

注)屋外露出配管には使用できませんので、紫外線暴露に対する防護措置が必要です。

コスト比較

エスロハイパーAW消火管の場合

エスロハイパーAW消火管の場合

エスロハイパーAW高圧消火管の場合

エスロハイパーAW高圧消火管の場合

基本仕様

エスロハイパーAW消火管・継手認定番号

呼び径
認定番号
50
PL-032号
65
PL-056号
75
PL-024-1号
PL-024-2号
100
PL-023-1号
PL-023-2号
125
PL-059号
150
PL-025-1号
PL-025-2号
200
PL-036号
※使用箇所などについて不明な点は所轄の消防機関へご確認ください。

エスロハイパーAW高圧消火管・継手認定番号

最高使用圧力1.6MPaで性能認定を取得
呼び径
認定番号
100
PL-060号
150
PL-061号
※性能認定品以外の品種を使用する場合は、消防法施行令第32条による申請が必要となります。
※連結送水管に使用する場合は、消防施行令第32条の申請が必要となる場合があります。

 詳細は別途、所轄消防へご相談ください。

ピックアップ

総務省消防庁<令和2年 消防予第14号>により、連結送水管埋設部へ樹脂管の使用が通知されました
ピックアップ
※防火区画貫通部や火災時に熱の影響を受けるおそれのある部分では使用できません。
※使用箇所などについて不明な点は所轄の消防機関へご確認ください。
TOPへ戻る